この記事のライター スミヤ隆行(時計修理業)
秘密基地_その言葉だけで心くすぐられ、懐かしいあの夏の思い出がよみがえってくる気がします。体は大人になったけれど「童心に戻ってもう一度秘密基地を作ってみたい」という気持ちを叶えるべく、企画に参加してきました!
にじの森は長岡技術科学大学の近くの小さな森の中にあります。自然の中で自由気ままに子どもたちと遊べる広場で、温かくて安心出来る、とてもステキな場所です。この日も長岡市内外からたくさんの親子が遊びに来ていました。
利用料金ですが、この日は一般開放日ということもあり一人300円でしたが、通常100円という安さ。かばの口の中に子供たちが自分の手で入れていました。
主に0〜3歳の子どもが対象ということで、まだ手先がおぼつかない子どもたちも自分でお金を入れるという行為を一生懸命頑張っていて、親はそれを見守るという当たり前の光景がとっても心地よかったです。
そんなこんなで、僕らはハンモックやブランコで一通り遊んだ後、念願の秘密基地とツリーハウス作りを始めました。
子どもたちが遊べる場所ということで、スタッフをはじめ、遊びに来たお父さんも一緒に頑張って作ります。慣れない作業に四苦八苦!
でも、森の中はとてつもなく涼しいんです。もう夏はエアコンなんて使わないで、森の中に入れば良いんだと思います。それくらい涼しいです。
そして、2時間の格闘の末、ついにツリーハウスが完成!子どもたちも大喜びで上ってくれました。
えっ?秘密基地はどこかって?…ツリーハウスの下が僕らの秘密基地です!!
このあと、子どもたちも枝や草を飾り付けして、秘密基地を一緒に作ってくれました。
そんな自由な広場ですが、代表の“ろっこさん”にお話を聞いたところ、実は親子の心のサポートをする場所でもあるとのこと。
「にじの森は単なる遊びの場ではなくて、遊びながら心の面をサポートする、カウンセリング広場でもあります。…今の時代それが必要と思ってオープンしました。
子どもの育ちで一番重要なのがやはり0~3歳なんです。でもそこがお母さんが一番四苦八苦する時期で、そこをフォローするのが目的です」
大人も子どもも一緒になって、心を解放して、安心して遊べる場所。
その背景には主催者の細かな心遣いとサポート、そしてどんな人たちも包み込む大きな心がありました。
ほんの半日の体験でしたが、心も身体も癒された最高の時間となりました。
マインドフル子育てひろば にじの森
現在、毎週木曜日に開催。
普段は主に0~3歳の親子とようちえんや学校に行きたくない子が穏やかに自由に過ごす日で、月1回の一般開放の日は誰でも参加可能。
この記事のライター スミヤ隆行(時計修理業)
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