2014年、更なる変化を遂げる白山駅

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 新潟駅から越後線に乗って最初の駅が白山駅。

新潟市役所や白山公園などの最寄り駅であり、また周辺には高校をはじめとした各種学校もある為、新潟市内の駅では新潟駅・亀田駅に次いで3番目に乗降客数が多い駅でもあります。

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かつての白山駅のホームは1面2線でしたが、新潟駅の高架化工事に伴って新潟駅のホームが削減。それを補う為に白山駅にホームと折り返しが可能な中線を増設し、2013年9月1日からは2面4線となっています。

※1・2番線ホームが新潟方面行き、3・4番線ホームが内野・吉田方面行き。

2014年1月現在、中線である2・3番線ホームを使用するのは、ごく一部の列車や、ダイヤに乱れが生じた際に使われるのみですが、将来的には白山駅折り返しの列車も設定される予定です。

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※これに関連して、新潟駅から信濃川橋梁(きょうりょう)の手前までは複線化もされる予定です。

またホーム・中線の増設と同時期に駅構内もリニューアルし、地下化されたコンコースと各ホームとを連絡するエスカレーターやエレベーターが設置されました。さらに南口が新設。これまでは駅に向かうのに大きく迂回しなければならなかった、県立がんセンターやBSNなど川岸町方面へのアクセスが格段に向上しました。

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あれから4ヶ月あまり。

旧駅舎は解体されて、面影もすっかり無くなってしまいましたが、今春には北口のエレベーターが利用開始になりました。また2014年度中には路線バスが乗り入れできるよう、北口広場の整備も進められる予定です。

かつて白山駅北口近くの旧・電車通りを、月潟・燕方面とを結んでいた新潟交通電車線の走る姿が消えてから20年あまり。 北口には駅前広場が設けられ、新潟交通の路線バス、そして計画中のBRTも乗り入れる可能性があります。

形は変われど、新潟市の中心部と郊外とを結ぶ拠点の一つとして、そして名実ともに中央区の「副都心」駅としての役割を担う日は、そう遠くないのかもしれません。

また白山駅、特に北口側には飲食店も点在していますし、白山公園や白山神社、上古町へも徒歩圏内です。白山駅を起点にしたり、あるいは新潟駅〜万代〜古町〜白山駅と周遊する散策ルートを県内外にアピールしていくのも、駅の利用促進や地域活性に繋がるかもしれませんね!

少しづつ進化していく白山駅に、2014年も注目していきましょう!

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ライター 村越 友樹(ITコンサルタント)

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※本記事の内容は取材・投稿時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報につきましては直接取材先へご確認ください。