燕市の商店街サンロード宮町からアーケードがなくなる日まであと少し

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燕市にある燕大通り商店街「サンロード宮町」をご存知ですか?燕駅周辺の年期の入ったアーケード商店街のことですが、先日自動車を運転していたところ、商店街が入り口から通行止めとなっていました。

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なんでも、現在アーケード工事中だとか。昭和50年から約40年も商店街の顔となっていたオーバーアーケードを、老朽化に伴い撤去するとのことで11月から解体工事をしています。

サンロード宮町を抜けると、すずらん通りという商店街に続きます。あわせるとなんと700mもの長い商店街なんだとか。古くからある商店街のようですが、これまで商店街の顔となっていた入り口のアーケードは姿をなくしてしまいました。

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反対側の入り口にはまだ、アーケードの看板が残っています。アーケードの上に突き出た鉄骨は何なのでしょうか?

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商店街の中に入ると、まさに解体工事の真っ最中。ゴンゴンという金属音や、重機で作業する音が聞こえます。アーケードの上を歩いている作業員の方の姿もちらほら。

工事現場ってちょっとわくわくするのは私だけでしょうか?

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今年の11月から2014年2月中旬まで工事真っ只中のサンロード宮町。工事期間中も、各商店は営業を続けていました。

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工事現場脇の歩道に、狭くて暗い通路が準備されています。

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天井からは雨でたまった水がぽたぽた・・・。暗くて狭い通路はちょっとしたトンネルのようです。

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通路の中では各商店の入り口だけ工事シートもなく、確保されています。各商店は、営業中の張り紙を工事シートに貼ってお知らせ。

昭和の雰囲気を感じるお店が、工場シートごしにぽつり、ぽつりと。早く工事が終わって人通りが増えるといいですね。

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サンロード宮町に来たのは初めてだったのですが、遠くから見るとアーケードから突き出した鉄骨が、とてもいい味をだしていました。解体工事で鉄骨が飛び出しているのか、もともとこの姿なのかはわかりません。ただ、どこか哀愁漂う雰囲気がグッときました。

長年商店街を雨風から守ってきたアーケードがなくなってしまう日まであとわずか。きっと地元の人たちは寂しい思いと、新しい商店街の姿への期待が混じった気持ちなんでしょう。

どんな姿に生まれ変わるのか、また訪れようと思います。

 

ライター 唐澤頼充(新潟のライター/リサーチャー)

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※本記事の内容は取材・投稿時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報につきましては直接取材先へご確認ください。