農家が集まることで、売り場の魅力を創出!/ひまわり産直協同組合【組合紹介】

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※この記事は新潟県中小企業団体中央会さまとのタイアップ記事です。

中小の事業者が手を取り合って活動する“組合”をご存知でしょうか?新潟には、魅力的な企業はもちろんですが、いろんなメンバーが集まりながら、新たな事業を生み出している“組合”がたくさんあります。このコーナーでは、魅力的な活動を行う組合をご紹介します。

【私たちについて】
直売所販売を通じ、自ら販路を広げる

私たちは、農畜産物や加工品を扱う農家を中心に組織された直売所の運営を担う組合です。前身は「ファームきずなグループ」で、当時は新津フラワーランドや代表内山の事務所内にて直売所を開いていました。現在は、新津フラワーランドに加え、コメリパワー新津店の直売所でも販売。 2018 年 9月に協同組合を設立しました。17 名の組合員が作る品目の種類は幅広く、米や野菜、果樹、はちみつなど数多くの農産物等を販売しています。

【組合設立の経緯】
各農家の負担が減少し、 本来の業務に集中できるように

農家が自分で直売所に農産物等を出品する場合、出荷や売れ残りの引き下げにかかる手間や、トラブル対応の方法が課題となります。このような個々の農家の負担を減らすため、窓口を一本にできる組織化を決意。様々な組織形態を検討しましたが、最終的には協同組合を選択しました。 私たち農家はそれぞれが個別の事業者です。直売所での販売が、一人ひとりの利益に直結する組織形態が望ましいと考え、何度も会議を重ねた結果、しっかりと個別の売上に反映できる体制を作ることにしました。

※中央会からのバックアップ:設立時に必要な書類の準備や確認作業など

【組合設立による変化】
売り場にとっても組合はありがたい形

組合にしたことで、本来の業務に集中できるようになったのはもちろんのこと、売り場側にとっても品揃えの統一、連絡の一本化が可能となり、メリットが大きかったようです。私たちの組合には、米農家や野菜農家から、養蜂家まで様々な事業者が所属しているので、同じ農産物ばかりが並ぶのではなく、ラインナップ の充実した魅力的な売り場づくりをすることができます。売り場側への提案力が増したことは私たちにとっても大きな収穫でした。

【組合のこれから】
需要に応えた生産や若手の育成も

複数の農家が所属しているからこそできる、販売から逆算した生産計画を立てる方法や、若手農家の育成などにも取り組んでいきたいです。例えば、飲食店などからじゃがいもの大口需要があった際、一人の農家での対応は難しいですが、各農家でじゃがいもを増産すれば対応が可能です。また、農業に興味がある人の受け入れ先にもなれます。米の生産に興味があれば米農家に、はちみつの生産に興味があれば養蜂家にと、幅広い品目を扱う組合だからこそ、受け入れ先も様々。体験先としての機能も果たしていけたらと考えています。

組合概要

住所:新潟市南区戸石 431 番地
代表理事:内山幸紀
組合員数:17 名
組合事業:農畜産物(加工物)の 共同販売等
TEL:025-373-3000

これまでの歩み

ファームきずな設立

新津フラワーランドで販売開始

コメリパワー新津店で販売開始

コメリパワー河渡店での契約決定

中央会と相談しながら、組織化を検討

「ひまわり産直協同組合」を設立

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※本記事の内容は取材・投稿時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報につきましては直接取材先へご確認ください。