消費量が日本一!新潟の誇りでもある黒埼茶豆の収穫作業の体験レポート!

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坂爪圭吾この記事のライター 坂爪圭吾(ibaya≪いばや≫共同代表)

新潟市西区にある保苅農園さんで、新潟名物黒埼茶豆の収穫のお手伝いをさせていただきました。これは貴重な体験!ということでレポします!

image新潟県民は枝豆の消費量が日本で一番であり、県外から見た人が新潟人の食卓に並ぶ枝豆の量を目撃するとアゴが外れます。山盛りの山盛りの山盛り。そして、枝豆の生産量も山形県と日本で一二を争うほどの名産地!

そんな枝豆の収穫は、驚いたことに早朝2時からはじまります。よく、新鮮な野菜のキャッチコピーに「朝採り野菜!」などと書かれていたりするのを目にしますが、深夜2時とは朝採り野菜と呼べるのか…

園主の保苅さんにお伺いしたところ、「日付をまたげば『朝採り』になるんですよ。今は0時を過ぎているので、朝採りということになります」と優しく教えていただきました。早速勉強になりました!!それにしても早い!!

収穫が真夏になるので、日が出る前には収穫を終えたいところ。早速夜の畑にいって収穫作業をはじめたのですが、普段は農作業をしない私にとっては死ぬほど過酷な労働でした。中腰でひたすら苗を抜き、抜き、抜き、抜き続けます。この作業を1時間程度していると初心者は身体がずたぼろになります。これを毎日続けている農家さんの努力…野菜を大切に食べたい気持ちになります。

image朝の3時半には収穫を終え、続いて選別の作業にはいります。ここで登場するのがこのマシーン!どーん!豆の部分だけが切り取られて、ベルトコンベアから運ばれて来ます。ここから流れてくる枝豆を、市場に出せるものと出せないものを丁寧にひとつずつ手作業で選別していきます。

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こちらのように、流れてくる枝豆を複数人で囲んで選別します。豆が一個しか入っていないものや、ちょっと形の悪いものを取り除いていきます。稀に、豆が4つ入った枝豆が流れてくるのですが、保苅さんたちはこれを『幸福の枝豆』と名付け、それらを発見するたびに「しあわせきたー!」とひそかに幸福を噛み締めるようにしていました。黙々と枝豆を選別し続けます。

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選別にもいくつかの行程があり、最終的には大量の枝豆の山の中から、人の目だけで選び抜かれた『超優等生』たちだけが市場に運ばれていきます。これだけ人の手間暇がかかっていることを知ることが出来るのも、農業体験の貴重な思い出になりました。

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私がお手伝いをさせていただいたのは、早朝2時から6時までの4時間。作業が終わる頃には日ものぼり、ひと仕事したあとに食べる朝食は最高だろうなあと清々しい気持ちになりました。収穫作業は大変な重労働になるため、基本的には男性がメインでとりかかるのですが、朝の4時頃には選別の作業がはじまるので女性のお手伝いの方達も集まってきます。

普段自分たちが食べている野菜が、どのように育てられて収穫されているのかを知る機会はあまりありません。そして、実際に自分の手で土をいじりながら、肉体労働を通じて収穫した野菜には、ひとしおの愛着がいだけるようになります。このような農業体験の機会が、身近にももっと広まっていけばいいなと思いました。大変ですが、楽しいです!!そして極めて清々しい!!

今回お世話になった保苅農園さんの枝豆は、『新潟ゆきあじ』さんのHPからも購買することができます。これからも10月までは収穫の時期が続くそうなので、ぜひ、旬の枝豆を食べてみてください!本当に美味しいので、県外の方にもきっと喜んでもらえるのかなと思います。保苅農園の皆様、ありがとうございました!!

参考HP『新潟ゆきあじ』:http://niigata-yukiaji.com

坂爪圭吾この記事のライター 坂爪圭吾(ibaya≪いばや≫共同代表)

 

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※本記事の内容は取材・投稿時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報につきましては直接取材先へご確認ください。