この記事のライター ハヤシユウ(作曲家)
さてさて、今回はものづくりの町・燕三条にあるシェアスペース「燕三条トライク」に行ってきました。「燕三条トライク」は昨年9月にオープンしたばかりの新しいシェアスペースです。立ち上げにあたって、旧商店を改装するための費用をクラウドファンディングで募集し、見事プロジェクトが成功!注目度の高いスタートでした。にいがたレポでも以前、準備中の燕三条トライクをとりあげさせていただきました。
「ものづくりの町」燕三条地域にクリエイターが集まる場を!立ち上げ準備中のシェアスペースに行ってきた
シェアスペース&ライブラリという名前ですが、いったいどんなことができるのでしょうか?どんな場所なのでしょうか?今日はその様子を紹介したいと思います。
まずは、シェアスペースというからには、大きなスペースがあります。1階には広い空間が広がり、テーブル席が並んでいます。広い空間を伝えたかったのに真ん中から撮った写真しかありませんでした。ごめんなさい・・・。
他にはiMacが置いてあったり、プリンタもレーザーカッターもありますよ!何を隠そう、ここはただのシェアスペースではなく、「クリエイターのための」スペースなのです!そのための設備が充実している印象です。今回はそういった設備を使用していないのですが、お正月にレーザーカッターで作ったというヒツジのアクセサリーを見せてもらいました。
こんなに細かい加工ができるのですねー。すごい。ちなみに後ろに写っているのはトライクのFacebookページで、ヒツジが大量生産された写真が載っています。バーチャルとリアルのヒツジが夢の共演です。
今度は壁一面にある本棚に注目してみましょう。シェアスペース&ライブラリと謳っているだけあって、かなり充実した本棚です。これ、実は全部個人の本なんですよ!
どういうことかというと、希望者ひとりひとりが一つの棚を借りて、そこに自由に本を入れて置けるというシステムです。本に限らず、ポップやチラシ、名刺なども置けます。図書館のように整理された本棚ではなく、個人個人の嗜好が出る個性豊かな本棚になっています。
この本棚、もちろん人の本を読むこともできるのですが、もう一つ役割があるんです。それが、「興味や関心が合う人と人をつなげる」ということ。・・・と、語るのはトライク代表の小山さん。
いい笑顔ですね~。両サイドは当日同行していた友人で、真ん中が小山さんです。今回、見学に来た旨を伝えたところ、とても気さくにお話していただきました!ありがとうございます。
話を戻しますが、「人と人をつなげる」とはどういうことか?
「そこの棚に名刺が置いてあるでしょ。本を読んだお客さんが持ち主と気が合いそうだったら、勝手に紹介しちゃうこともあるんですよ。そこから新しい出会いや作品が生まれたりすることもありますよ。」
と小山さん。なるほど!趣味・嗜好が表れる本棚だからこそ、同じ興味を持つ人が見つかりやすいのですね。
さて、せっかくなので僕も作業をしてきました。何を隠そう、僕は作曲家ですからね。パソコンでさささっと曲を作っちゃいますよ。
内装がおしゃれなので、ここで撮った写真はかっこ良くなりますねー。
(※実際は一通メール返信をしただけでした)
何はともあれ、電源もあり、Wi-Fiもあり、ドリンクバーもあり、クリエイターのための設備も充実している「燕三条トライク」。次回は是非もう少し長めに滞在して、本当に曲を作ってみたいと思います。
あ、そうそう、今回は1階の紹介しかしていませんでしたが、2階もおしゃれな空間が広がっていますよ。大正ロマン!な感じです。一人で集中したいときに使える個人ブースや、貸し切りで会議やプレゼンなどを行える和室があります。
見学をするだけでも楽しい燕三条トライク、ぜひ一度訪れてみることをおすすめします。設備や料金について詳しくは下記ホームページをご覧ください!
お店情報
燕三条トライク
- http://tsubamesanjo-style.jp/
- 営業時間:月〜土 11:00-23:00(日曜日定休・年末年始除く)
- 駐車場:5台
- 住所:〒955-0063 新潟県三条市神明町3-7
この記事のライター ハヤシユウ(作曲家)
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