この記事のライター 唐澤頼充(ライター/リサーチャー)
新潟県第2の都市・長岡市。そこで毎月開催されているイベント、「のもーれ!!長岡」をご存知ですか?
以前、「まるで美術館のような環境を自由に使えるアオーレ長岡がとにかくすごい!」で紹介した長岡市の駅前・アオーレ長岡がオープンした頃から始まった異業種異分野多世代交流の出来る交流会です。
主催するながおか市民協働センターさんのサイトによると、
のもーれ長岡は、もっと長岡が盛り上がるように、前向きに集まり交流する市民交流会です。
毎回テーマを決めて、学び、語り、飲みつながる異業種異分野多世代交流の出来る交流会として定期的に行っています。
アオーレがオープンする時からスタートし、2012年度、2013年度の2年間で20回を超えるのもーれを開催しています。
定期的に開催していきますので、ご都合つく方はぜひご参加ください。
とのこと。そして、毎回ゲストスピーカーを「1日店主」として呼び、テーマへの学びを深めています。このゲストスピーカーがバラエティに富んでいて、日本最大手の広告代理店の人や、若手起業家、移住者、メディア人などさまざま。毎回新しい発見があるそうです。
そんなのもーれ!!長岡に、私店主として呼んでいただくことができました!
この「にいがたレポ」は、昨年12月からスタートし、多くの市民ライターさんの協力を得ながら新潟県内のさまざまな情報を発信してきました。その実績から、地域の魅力の見つけ方、伝え方に関する情報をお話させて頂きました。
にいがたレポの事例を交えながら、市民ひとりひとりが、情報発信をしていく重要性や、どうすれば魅力的に情報を見せられるかなどの内容をがんばって話していたのですが、プレゼン中は会場の反応が薄い・・・。「あれ?スベっているかな」と不安になりながら20分程度話させて頂きました。
そんなこんなでトークタイムは40分くらいで終わり、残り1時間20分は飲みながらの交流タイムに突入!この交流会がのもーれ!!長岡のウリで、参加者同士や1日店主とさまざまな話をできます。聞くだけのセミナーは多いけれど、感想をシェアしたり、仲間を作ったり出来る交流の場がここまでしっかりと用意されているイベントは少ないのではないでしょうか?
さて私は、皆さんのプレゼンを聞いているときのリアクションが薄く「うわー、つまんなかったかなぁ」とビクビクしながら交流会のテーブルへ向かいました。プレゼンにがっかりして誰も話しかけてくれなかったら嫌だなぁーと思っていたら、次から次へと参加者の皆さんが声をかけてくださいました。そして「すごく良かったですよ!」「発見がたくさんありました!」「今日参加して良かった!」など喜びの声を沢山いただきました。
後から主催者の方にも「今日のプレゼンは良かったよ!参加者の満足度もかなり高いほうだね!」とのこと。「えーっ。しゃべっている時のリアクションが薄くて、あまりウケてないのかと心配でしたよ」と言うと、「長岡で講演とかセミナーとかやると、本当にリアクション薄いんだよ(笑)でも、みんなちゃんと聞いているよ。そういうもんなんだ」とのこと。なるほどお土地柄なのかな、と納得しました。
そして、交流会では本当に多くの魅力的な人と繋がることができました。写真は越後川口の砂川さん。7世帯に向けたフリーペーパーを作っているそうで、「これは“日本一読者の少ないフリーペーパー”として紹介しなきゃですね!」と盛り上がりました。特集に期待していて下さい。
本当に皆さん前向きで、地域のことが好きで、どんどんと発信していきたい、良くしていきたいという人たちばかりで、キラキラしていました。中越地域の取材したい先の情報を山ほど仕入れホクホク!皆さんも長岡で人脈を広げたければ絶対出たほうがいいですよ!毎月変わるゲストにも注目です。
のもーれ!!長岡の最新情報はながおか市民協働センターさんのサイトをチェックしてみてください。
ながおか市民協働センター:http://nkyod.org/
この記事のライター 唐澤頼充(ライター/リサーチャー)
※本記事の内容は取材・投稿時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報につきましては直接取材先へご確認ください。