この記事のライター 唐澤頼充（ライター／リサーチャー）
5月31日に、イケダハヤト氏を招いて長岡市で勉強会を開催しました。イケダハヤトさんと言えばプロブロガーとして、ネット界隈で注目を集める人物。ブログを中心に得た収入で妻子を養う1986年生まれの若手です。
この勉強会は、ながおか市市民協働センターの樺沢さん、中越防災安全推進機構の日野さんと地域の魅了をどうインターネットで情報発信していくかについて学ぼうと、イケダさんに声をかけて開催したもの。当日は講座の中で、にいがたレポも「公開ブログ診断」という、半ば公開処刑にも似た時間を作っていただきました。
勉強会は、地域の魅力をどうやってインターネット上で発信していくのか、イケダさんから講座。公開ブログ診断を挟みグループに別れてワークショップ。最後にイケダさんから総括をもらうという盛りだくさんの内容。
インターネットで情報発信するために重要なのは「検索エンジン向けに書く」ということと、「バズらせる」という2つ。検索エンジンは調べ物をしている人がどんなキーワードで検索して自分のページに辿り着くかをしっかりと考えて書くこと。バズらせるとは、ソーシャルメディアで話題となるような話題を書くこと。
その他、100万PV級のブログを一人で運営するイケダさんならではの具体的で、実践的なテクニックをいろいろと教えてもらいました。
新潟県はネット利用率、Facebook利用率共に全国最低クラス。しかし、この勉強会をきっかけに、私達のにいがたレポはもちろん、新潟県内で多くの個人や団体が積極的に情報発信をするようになってくれればいいなぁと思います。
で、せっかくイケダハヤトさんに長岡まで来ていただいたのだから、このまま帰ってもらうのもったいない！プロブロガーにブログネタを提供しなくてどうする！ということで、勉強会終了後一部メンバーでイケダさんを車に押し込みました。
長岡市内から車で30分程度。トンネルを抜けると・・・
一気に山の景色に。
連れてきたのは山古志地域。2004年の中越大震災で大きな被害があり、かつ2013年出生ゼロというニュースで話題となった地域です。
山古志で地域復興支援員をされている、佐々木さんに短時間でしたが急ぎ足で案内をしてもらいました。
錦鯉と農業、そして床屋さんという今どきのフリーランスも驚く複業を営む星野さん宅でお話を伺いました。山古志は錦鯉の原産地。今では日本よりも海外に輸出することのほうが多いそう。一匹5万～数百万円するものも！
都会育ちのイケダさんは 「こんな山の中で、ヨーロッパと！？数十万！？」と、終始驚きっぱなし（笑）
そして、中越大震災の時の地すべりや、水没した集落を見て回ります。
今も傷跡を残している姿に言葉を失います。
中越大震災から今年で10年、新しい地域づくりに向けてさまざまな団体・個人が積極的に動き回っている様子は、大変参考になりました。
最後にやってきたのは「アルパカ牧場」！
このアルパカは米コロラド州からやってきた子たち。震災復興のためにコロラド州で牧場を経営するシュガーマン典子さん（65）がアルパカ３頭を寄贈。これをきっかけとして2009年にオープンした施設です。
これにはイケダさん大興奮！子どもたちと一緒になってアルパカに食らいついていきます。
「かわいい～かわいい～」を連呼するイケダさん。
ビクビクしながら餌やりに挑戦するイケダさん。今日一番のはしゃぎようでした。子供かっ！けれど、都会暮らしの人にとっては、こういう一つ一つが新鮮なんでしょうね。地元民としては新鮮な驚きでした。
最後は、イケダさんを囲んで長岡駅前での懇親会。熱い話や、さまざまなアドバイスを。そして、皆さんから熱い叱咤激励を頂きました！これからにいがたレポもどんどん拡大していけるよう頑張ろうと決意した夜でした。
さて、イケダさんはアルパカの記事を書いてくれるのか？イケダハヤトさんのBlog「イケハヤ書店」改め「まだ東京で消耗してるの？」の更新を楽しみに待ちましょう！
ライター 唐澤頼充（ライター／リサーチャー）
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