島が危ない!?「佐渡に迫る影」を実際に見てきた

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この記事のライター 北 三百輝(きた さんびゃっき)

先月の産経ニュースに「島が危ない 第2部 佐渡に迫る影」という記事が上がっていて結構面白かった。

「イカ釣り船激減で増える国籍不明船、安保も揺れ」というかなり刺激的なタイトルで、佐渡が中国に乗っ取られる、みたいなことが書いてあった。黒姫という地区が両津の北にあるが、そこから更に北に行ったところに弁天岩という場所がある。

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そこの沖合に不審船が出没して船から何かを投棄したりしているところを地元の漁師が見た、なんてことが書いてあった。

清田さんは数年前、黒姫から近い弁天岩沖で不審な船に遭遇した。「朝の5時ごろ、日本の船じゃない船が航行していた。海に何かをほうり込んでいたから、覚醒剤か拳銃か、何かを捜しに来ているのではという噂が立った。弁天岩沖には、しょっちゅう妙な船が来ていた」

これは気になる。そこで実際に現地に行ってみた。内容は動画にまとめたのでご覧下さい。

そういえば今日(5月18日)はスポニチ・ロングライドの日だった。不審船が現れるような淋しげなスポットも今日はなんだか賑やかだった。

あと同じ記事なのだが、もう一つ気になったのが道の駅「芸能とトキの里」のこと。なんとこの道の駅を中国の学校法人が1円で購入した、というもので、中国人の留学生を多数受け入れて佐渡の観光産業を復活させる、的なことが書いてあった。

平成22年10月30日朝。背広姿の男たちが佐渡・妙見山(標高1042メートル)中腹の峠の茶屋「白雲台」で休息を取っていた。山頂にそびえ立つ航空自衛隊佐渡分屯基地のガメラレーダーとの距離はわずか3キロ。佐渡の市街地や両津湾も一望できる。一行の中心は中国の唐家●元国務委員。そのほか、中国在新潟総領事館の王華総領事(当時)、新潟で絵画教室を運営する学校法人新潟国際芸術学院(新潟市中央区)の東富有理事長兼学院長、そして佐渡市の甲斐元也副市長(現市長)の姿もあった。

そして下記。

この施設はもともと、JA佐渡と佐渡汽船グループが設立した「佐渡能楽の里」が運営していたが、観光客の減少で経営不振となり解散。絵画教室などを運営する学校法人新潟国際芸術学院(東富有理事長、新潟市中央区)が、建物部分(延べ床面積約3600平方メートル)を1円で購入した。同学院は土地もJA佐渡から無償で借り受け、23年6月から研修施設として利用している。

これもかなり尋常ではない雰囲気。ということでこちらも実地検分を。

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さてどんな様子なんだろうか。こちらも動画にまとめたのでご覧下さい。

東(あずま)理事長はちょうど留学生らとともに外出中だった。「多亡徳庵」というアンティークショップのおじさんの話では、普段は呼び鈴一つで理事長と面会できる、とのことだ。しかし唐家●元国務委員と同行できるような人物なのにそんなに敷居が低いのだろうか。彼の経歴が壁に掲げられていたので写真を撮ってきた。新潟大学大学院卒で日本国籍を取得した中国出身の人物、ということらしい。

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うん、これ以上突っ込むと思わぬところから弾が飛んできそうなのでこのくらいにしておこう。

さて、今回は気になったニュースを読み、そこで取り上げられていたスポットへ実際に行ってみるということをやってみた。記事を読んだだけではイメージしにくい事柄も実際に行ってみると身をもって体験することができる。時間があるときにでも皆さんもやってみてほしい。きっと新しい発見があるはずだ。

~レポ情報~

・弁天岩

両津港から二ツ亀方面へ約27km行ったところの海岸。ベージュのプレハブ小屋が目印。

・学校法人 新潟国際藝術学院佐渡研究院(元 芸能とトキの里)


ライター 北 三百輝(きた さんびゃっき)

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※本記事の内容は取材・投稿時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報につきましては直接取材先へご確認ください。