この記事のライター 坂爪圭吾(ibaya≪いばや≫共同代表)
2013年4月1日にオープンした、JR長岡駅目の前にあるアオーレ長岡に行ってきました。設計者は、世界的にも有名な隈研吾さん。近未来的なデザインの建物は、ただ歩くだけでも感性が研ぎ澄まされるような感覚を覚えることができます。
- アオーレ長岡公式HP:http://www.ao-re.jp/
- 隈研吾さんの作品一覧まとめ:http://matome.naver.jp/odai/2137794376150083901
初めてこの建物を見た瞬間、自然と口から「おおお…!!」というため息が漏れました。圧倒的に斬新なその佇まいと、交互に折り重なる木々の組み合わせがなんとも言えず異様で、まるで現代美術館に迷い込んだような錯覚を覚えました。
面白い形で入り組んでいる建物の中を歩くだけでも、いつもは使わない脳味噌の部分が使われているような、心地よい刺激を感じます。全体の統一感が半端なくて、ふと見渡してみれば空中庭園があるなど、いたるところに細かな仕掛けもたくさん施されていました。
バスケットコート4つ分の広さを誇る体育館も併設されています。
こちらの施設をはじめ、アオーレ長岡の施設は非営利の活動である限りどなたでも無料で借りることができるそうです。こんなに美しくて広い環境を、無料で借りられるなんて・・・すごい!!(詳細は公式HPよりご確認ください)
あまりに豪華絢爛で一瞬にしてほれ込んでしまった私は、その場で即座に利用者登録をしてしまいました。私は新潟市の人間ですが、問題なく登録を済ませることができました。必ずしも長岡市民しか使えない施設ではない、というところも魅力のひとつかと!
今までは、何か新しいことをやろうとする際にも、どうしても会場費用などの諸経費がかかってしまうのが常でした。しかし、こうした誰もが無料で使える施設があり、なおかつまるで美術館のような環境の中で様々な試みが実現されるとなれば、この場所を中心とした新しい活動やコミュニティが次々と生まれてくるような、そんな胎動を感じました。
――人が出会い、交流が生まれ、絆が深まる場。
新しい長岡の顔、協働と交流の拠点・アオーレ長岡。―― (公式HPより引用)
このコンセプトにもある通り、多くの人達の交流が実現する場所として、アオーレ長岡は重要な役割を担っていくのだと思いました。
「こんな場所が使えるとしたら、自分なら何をやるだろう?」と考えながら歩くだけでも、きっと楽しい気持ちになれると思います。誰でも気軽に立ち寄れて、まるで美術館のような美しいデザインも魅力的なので、是非一度足を運んでみてください!
スポット情報
アオーレ長岡
- 〒940-0062 新潟県長岡市大手通1丁目4-10
ライター 坂爪圭吾(ibaya≪いばや≫共同代表)
※本記事の内容は取材・投稿時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報につきましては直接取材先へご確認ください。