この記事のライター 梅澤彩花(フリーランス)
東堀通6番町。木材で飾られた外観が印象的なお店がありました。2013年11月末にオープンした生産者直売所「よらんかねフルマチ」さんです。
まちなかにある生産者直売所って珍しくありませんか?
お店には新潟市近郊で栽培された野菜たち。その日に一番美味しい旬のものが運ばれます。無農薬野菜の取り扱いもあります。
朝採りの新鮮な野菜・果物を使用したジュース・スムージー、いれたて雪室コーヒーなども販売されています。体に優しい手作りお菓子もありました。
野菜を買う用事がなくても、コーヒー片手に中であたたまってもいいですね。
凝ったディスプレイにこだわりの野菜たちが並んでいます。
店長の二瓶さんは五泉市にも畑や田んぼをお持ちです。収穫したお米は「運舞米(うんまいこめ)」。素敵な名前がついて販売されていました。
玄米の取り扱いもあります。玄米10kg入りは先ほど売れていったとのこと。
お店の味噌をながめていると
「この味噌、すっごく美味しいんですよ。うちで作っているんですが、こうじを普通の分量の2倍入れているんです」と二瓶さん。
実際に生産している人が、自分が作ったものを自信を持って、お客さんに薦める。すごく目がキラキラされていて、本当にオススメなんだと伝わりました。
決して安くはないんですが購入。
買った味噌でお味噌汁をつくりました。
父と母も「昔、家で作っていたときに食べた味噌の味がする。大豆の味や香りがしている」と大喜び。
味くらべをしたのですが、市販されている味噌の方が塩辛い。でも、市販されている味噌の半分の量を使うだけでちょうどよかったです。
風味が豊かだと、塩辛くする必要がないようですね。
生産者直売。消費者に直接オススメを伝えられる場。きらきらした生産者の顔が見える場。
こういう場がもっと増えてきてほしいと思いました。二瓶さん、ごちそうさまでした。お味噌、とても美味しかったです。
実はこちら、お店は新潟市マンガの家のパートナーショップでもあります。
お店の入り口では新潟市のキャラクター花野古町と笹団五郎のサイダーが販売されています。二瓶さんが古町と団五郎の大ファンなのだとか。
店内のモニターでは花野古町と笹団五郎のアニメが流れています。
おいしい野菜と可愛いアニメ。新潟のいいところがコラボした居心地のいいお店です。
お店情報
- よらんかねフルマチ
- 営業時間:10:00~18:00(日曜祝日、年末年始定休日)
- 住所:〒951-8055 新潟市中央区東堀通6番町1041 東隆ビル1F
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ライター 梅澤彩花(フリーランス)
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