この記事のライター マルヤマトモコ(フリーライター)
毎年10万人以上の集客を誇る新潟のビッグイベント「にいがた酒の陣」。
2004(平成16)年に新潟県酒造組合50周年記念としてスタートして以来、回を重ねて11回目を迎える今年も朱鷺メッセにて3月14・15日の日程で開催されました!
- 1.スタンバイから勝負!
筆者は去年に引き続きの2回目の参戦です。
前回10時過ぎに着いて外で1時間くらい待った反省を活かし、今年は8:40に会場に到着&スタンバイ。(実際今年は最大で柳都大橋の方まで行列が伸びたそうです。午後は新潟駅からのバスもかなり待ったらしい。)
館内で早々にパンフレットをもらって戦略会議をしていたら、あっという間に10時開場。15分くらいで入場できました。来年の参戦を検討されている方、開場前整列おススメ!(この入場した時にすでにヤマトさんのところで発送の手続きをしている人がいました。ベテランは先に買い物を済ませるのですね。)
- 2.何といってもメインは試飲!
徐々に入場するため、午前中は午後と比べれば混み具合もゆるゆる。入り口でお猪口とお水をもらって、試飲スタートです。
約90蔵500種類の日本酒が試飲し放題…日本酒のパラダイスやーーーーー(叫)!各蔵の杜氏さんや社員さんから、一つひとつのお酒に込められた想いや特徴を直接聞けるのも醍醐味。個人的には津南酒造さんの隣に流れていて使っている水が、ファミマの天然水として採用されている話が興味深かったです。
飲み過ぎてどのお酒がベストだったかは記憶の彼方ですが、一日で本当にたくさんの種類を飲めるので「同じ『日本酒』でもこんなに違うんだ!」という発見があって面白いです。しかも雪椿の酵母で作った日本酒や、バーボン樽で作った日本酒、酒の陣限定酒など珍しいものや、素人だとなかなか知るきっかけがないお酒との出会いがあるのも嬉しい!
午後は注いでもらっていると後ろからどんどん手が伸びてきて、飲み終わってから人垣を抜けるのが大変(笑)。でもこのごったごった感すら楽しかったです♪♪♪
- 3.お酒だけじゃない・食レベルも高し!
個人的にこの屋台のラインナップも酒の陣の大きな魅力の一つかと♪今年私が友達とシェアしたりしながら食べたのが、村上牛のステーキ丼/ノドグロの炙り丼/イカ焼き/お寿司。ちなみに真牡蠣のがんがん焼きは凄い行列でした。
こちらも居酒屋さんをはじめ専門店が出店されていて、ハイクオリティ&リーズナブル!
特にもう…村上牛の美味しさ、半端ないです。肉と幸せ噛み締めまくり。友達に「幸せすぎる」と何度つぶやいたことか。メニューコンテストでこのステーキ丼がグランプリを獲っていました。ノドグロもほのかな塩がアクセントになっていて、美味!
すべて書くとそれだけで1記事できちゃいそうなので、ここまでにしておきますが、人気の商品は早々に完売もあるので、来年参戦予定の方はこちらも戦略的に攻めるのがおすすめです。
そして弥彦酒造さんが出されていたソフトクリームを買って食べ歩いていたら、何人もの人(知らない人)に聞かれたんですが、特にお酒とは関係なく、イチゴソースが越後姫というところが売りでした(笑)。
- 4.隣の人も飲み仲間になるお酒パワー♪
みんなその場にいるほとんどの人が酔っぱらっていい気分になっているので、初対面でも自然とおしゃべりできてしまうのが、また楽しみの一つで。老若男女、住んでいる場所も国籍も肩書きも「酒好き」の共通点一つでノーボーダー。県外からの来場者も多く、「このために朝から新幹線乗ってきたよー」とかザラに聞きます。しばらく話し込んだおじさんは、あとあと社長さんだったことが発覚。
杜氏さんと話せる特設コーナーもあり、ド素人の初歩的な質問にも丁寧に答えてもらえました。
北陸新幹線開業日とバッティングしましたが、2日間で何と過去最高の12万人が来場!
新潟のお酒文化、ご飯のおいしさ、お酒がつなぐ人のご縁をたっぷり堪能した1日でした。
帰りに眺める信濃川の夕景が、新潟らしい「おもてなし」の締めくくり。
「清酒学校」という、酒造の枠を越えて蔵人たちが技術を磨き合う
3年制の学校を全国で唯一設立し、技術の継承・向上に努めてきた新潟県。
その新潟の酒蔵が一年前から準備する「にいがた酒の陣」には、
新潟が発信する日本酒の「今」が詰まっています。
早くも来年の開催が待ち遠しいです!
オフィシャルHP→http://sakenojin.jp
FB→https://www.facebook.com/pages/にいがた酒の陣公式/228135167250799
去年の標識に関する記事→https://niigata-repo.com/play/post-1603/
この記事のライター マルヤマトモコ(フリーライター)
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