この記事のライター あらきやすし(会社員)
新潟のブランド牛といえば「村上牛」を思い浮かべる方が多いと思います。しかし佐渡島には「佐渡牛」というブランド牛があるのをご存知でしょうか?「佐渡牛」とは、佐渡で育った黒毛和牛です。生産される数が少ないため、「幻の牛」とも呼ばれるとか。佐渡でも食べられるお店は限られています。
ドンデン山などでのびのびと放牧された牛は、自然の芝生を食み、さらに飼料も、トキ放鳥に合せて自然環境に配慮した佐渡の風土を反映して安心・安全な牛肉なのです。
ちなみに、佐渡和牛の定義は
- 佐渡生まれであること。
- 佐渡育ちであること。
- 佐渡で収集した稲わらを飼料とした安全・安心の飼育であること。
の3つのオール佐渡産であること。この厳しい基準のおかげか、5年に1度の「和牛のオリンピック」と呼ばれる全国和牛登録協会(京都市)が主催する全国規模の和牛の品評会で佐渡牛が入賞。平成24年、長崎で開催された第10回で、種牛の部「第 2 区(若雌の1)」と「第 3 区(若雌の2)」で佐渡牛がそれぞれ1等賞を獲得したのです!すごい!!
今まで、なかなか機会が無かった「佐渡牛のステーキ」を食べたいと思い、真野新町にある洋食屋さん「レストラン&バー こさど」さんへ行きました。
ちなみに、Yahoo!JapanやGoogleで「佐渡牛」と検索すると、「レストラン&バー こさど」さんが1位に表示されます。
こさど さんでも、佐渡牛が入荷しない時期もあります。(その際は他の産地の黒毛和牛のステーキになります)この日は、佐渡牛は入荷しているとの事。早速注文します。
佐渡牛のお肉の中でも、さらに希少といわれるサーロイン。こさど さんでは佐渡牛のサーロインステーキは、お手頃な120g、しっかり食べたい240g、もっとがっつり食べたい360gとあります。まあ今回は、120gで・・・。
来ました、念願の「幻の牛」、佐渡牛のサーロインステーキです。ちなみに和牛はランクがA1~A5とあり(数字が大きい方がランクが上になります)、こさどさんではA3以上のものを提供して下さってるとか。
ちょっとドキドキしながら、一口。。「口の中でとろける」ってよくテレビなどで聞くフレーズですが、まさにその通り。甘くて柔らかくて、それでいてジューシーで。いや、120gでこれなら、240gや360gはどんな世界なんだろう・・・。とにかく美味しかったです。
レストラン&バー こさど さんは、洋食だけではありません。自家焙煎のコーヒーやスイーツなども揃えているので、ランチタイムからちょっとしたコーヒーブレイク、そしてディナー、バータイムまで幅広く楽しむ事が出来るお店です。アルコールも200種以上揃っています。今回は、日本酒、それも「地酒飲み比べ」を頼んでみました。
左から、真野鶴 辛口純米酒、真野鶴 辛口吟醸、真稜 純米酒 と並んでいます。いずれも真野新町にある蔵元の銘酒が、グラスになみなみと注がれています。写真だと小さなグラスのように見えますが、結構ボリュームありました。
佐渡牛のステーキに、佐渡の地酒という、かなり豪華な組み合わせでしたが、佐渡の味をしっかり堪能できました。またお金を溜めて、いつか360gのステーキを食べてみたいです!
お店情報
レストラン&バー こさど
- 住所:佐渡市真野新町275-2
- 営業時間
ランチ :11時~14時
ディナー:17時~21時
バー :21時~22時 - 定休日 毎週水曜日
- ウェブサイト:http://www.kosado.com/
この記事のライター あらきやすし(会社員)
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