あけましておめでとうございます!そしてハロー、はじめまして、雪野です。
初投稿は、大晦日にカニを買いに行ったレポをします。初投稿はカニにしようと前々から決めていました。
2013年12月31日、朝5時に起床し30分で支度を済ませ、父親とともに寺泊へ急ぐ。
そう、日本海に面する歴史ある港町、寺泊(長岡市)には「魚のアメ横」と呼ばれる魚市場が。
寺泊魚の市場通り:http://www.niigata-inet.or.jp/teradomari/ameyoko/ameyoko.html
朝6時なのにすごい人だかり。ここは休日に賑わいますが、大晦日は格別。大晦日のご馳走、あるいはおせち料理になんでしょうか、魚介類を買いに大勢の人が集まっていました。
この日が特別に混むのは、みんなとある「鮮度命」なものが目当て。そう、カニ!
カニカニカニカニカニカニ!
11軒あるお店の店先には、カニがずらり。とはいえほとんど冷凍ですけど。
寺泊には日本海に限らず、全国や海外からあらゆる海産物が集合します。いちばん有名なのは関東にも展開している角上魚類ですね。
私が買ったのは、このおっちゃんのとこの北海道産ズワイガニ数匹分でした。
寺泊では試食のほかにも、海鮮丼や刺身が食べられるレストランがあったり。現地で新鮮な魚介類が食べられます。名物は浜焼き。
ほら。
いつもホタテかイカがめっちゃうまいのでいつも食うのですが、今回はウニも併せて買うのでがまんがまん。
以前、関西から引っ越してきた知人が、「寺泊で浜焼きたべたんだけど、新潟の魚はうまくてびっくりした!」とほめてくれました。それはうれしいけど、ここは集積地なので、地場産の魚ではないことが多いのでは?と思うんですけどね。買ったウニもチリ産。
でも安くておいしい!しかし、もちろん地魚も売っております。
さすが、「魚のアメ横」と呼ばれる魚市場。県外から多くの観光客が立ち寄るという話もうなずけます。
寺泊魚の市場通り:http://www.niigata-inet.or.jp/teradomari/ameyoko/ameyoko.html
目的のものを購入し帰宅。雪野家のお年取りが始まりました。
カニの食べ方は人それぞれですが、私はカニは胴体だけ食べます。なので、足はすべてカニ好きの父に譲り、その代わり胴体をおねだり。といって渡されたのは味噌と右半身のない胴体でしたので激怒しました。
おいしくたべあと、ちょっと残したみそと身を甲羅にのせて、そこへ越の誉純米大吟醸を湛えてストーブでじっくり熱しました。
なんと贅沢、甲羅酒。
とてもおいしくいただきました。でも大吟醸でなくて、あまり主張してこない安い酒のほうがもっとカニの薫味を楽しめたかもしれません。ちなみに私はお酒をほとんど飲めないので、よく熱してアルコール分を飛ばしました。
ますます大吟醸でなくていいですね…。
このように、私の家庭では、大晦日のご馳走のあとにカニを食べるのが習慣です。カニはめった食べられませんから、さらなるご馳走です。
しかし、もともとこの越後の大晦日には、新しい年を迎え祝う「年取り魚」として、ある魚を食べる風習がありました。その風習は今はどうなってきているのでしょうか・・・
つづく
ライター 雪野瑞谷
※本記事の内容は取材・投稿時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報につきましては直接取材先へご確認ください。