この記事のライター 大森慎(日本酒アンバサダー)
日本酒、飲んでますか?
日本酒アンバサダー@大森慎(おおもりまこと)です。
私は「日本酒アンバサダー」という肩書で、日本酒イベントの企画運営・飲食店のコンサルティング・酒販店や蔵元さんの売り上げアップのお手伝いなど様々な手法で日本酒消費量を拡大するための活動をしております。
そんな私からは新潟のおすすめ地酒の紹介をこの「にいがたレポ」で連載していきたいと思います。連載のタイトルは『日本酒アンバサダー大森慎の“今夜も日本酒で乾杯!”』。どうぞ、宜しくお願い致します。
さて、記念すべき第一回目に紹介する日本酒はこれ!
新潟県南魚沼市 青木酒造(株)さんの『鶴齢(かくれい) 越淡麗 特別純米 無濾過生原酒』です。
- 青木酒造・・・1717年創業の蔵元。以来約300年、絶える事なく醸し続け、約2, 000石(1升瓶にして約20万本)の酒を「日本酒は寒造りが最高」と言われる冬期間だけで仕込み、雪のもたらす様々な恵みと越後杜氏の伝統の技、あくまで手造りに徹した正統蔵。 新潟の酒は淡麗辛口が多い中で、酒本来の旨みを残した酒造りを目指している。
- 代表銘柄・・・鶴齢、牧之、雪男、雪譜
このお酒は全国でも限られた特約店でしか、買うことのできない限定醸造の日本酒。
Facebookで知り合った友人で新潟県魚沼市で“かねしん”という酒屋さんを営む長尾政利さんから購入した逸品です。(長尾さんありがとうございました)
鶴齢 特別純米 越淡麗のスペック
お米は魚沼塩沢産の越淡麗を100%使用
- 精米歩合:55%
- 日本酒度:-1
- 酸度:1.6
- アミノ酸度:1.1
- アルコール度数:17度
- 特別純米無濾過生原酒
※無濾過生原酒・・・日本酒をつくる過程で通常行われる、ろ過・火入れ・加水の作業を行わないお酒のこと。出来上がったばかりのフレッシュかつ力強い味わい・風味が特徴的。
飲みくちは香りはほんのりと華やかでフルーティー。口に含むと小波のような静けさを一瞬感じ、そのあとすぐにお米の旨みと甘味とコクと、そして無濾過生原酒らしい濃厚さと力強さが一気に押し寄せてきます。
最後は充分な余韻を残しながら、心地よい酸とともにキレて、流れていきます。
やや甘口といったところでしょうか。中~濃口の料理と好相性を見せそうな、そんな美味しい日本酒です。
ところで、ここ最近では日本酒に関わる人や興味関心を持つ人、そして飲むようになったという人が徐々に増えていってるように感じます。これはとても素晴らしいことです。
私が更新しているブログ(http://ameblo.jp/bigforest0819/)を見て、「日本酒を飲むきっかけになった」と、言って下さる方もいらっしゃいます。
本当に嬉しい限りです。
これからは、「にいがたレポ」でも色んな日本酒情報を提供していき、もっともっと日本酒を飲む人を増やせていけたらと思っております。
今後とも、宜しくお願い致します。
日本人ならやっぱり日本酒ですよね!
日本酒、最高!
酒蔵情報
青木酒造株式会社
- 住所:〒949-6408 新潟県南魚沼市塩沢1214
- 電話025‐782‐0023
- ウェブサイト:http://www.kakurei.co.jp/
※本記事の内容は取材・投稿時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報につきましては直接取材先へご確認ください。