春の風物詩「弥彦・湯かけまつり」に行ってきた

スポンサーリンク

abejyunkoこの記事のライター 阿部 淳子(弥彦探検隊 隊長)

2015年4月11日土曜日に、弥彦の春のお祭り『湯かけまつり』が行われました。

「湯かけまつり」は湯神社より神湯を戴き、 木遣りと妓芸による踊りをまじえながら町内をまわる行事。 厄除開運、無病息災、学業成就などをお祈りすると共に、弥彦観光の振興を祈願する観光協会主催のお祭りです。

そのお祭りが行われる前に弥彦公園の森の奥の方にある、あまり人に知られていない(多分、地元の人も知らない)湯かけまつりの『湯』の御祭神を祀る『湯神社』へお参りに行ってきました。

abe150413-1abe150413-2

『ひょうたん広場』の所で神社関連の方々を発見!
これから神湯を運ぶんですね!

ひょうたん広場の先の鳥居を抜けるとしだれ桜の参道になります
まだ、見頃ではなかったですが…

abe150413-4

こんな感じの赤い旗がある参道をどんどん進みます。

すると、途中に石積みの擁壁が出てきます。

abe150413-6

なんと!弥彦公園の中には配水池があったんですね~
平成11年まで使われていたようですよ!
現在は弥彦小学校の上の方に施設ができています(白い四角い建物が見えますよ)

階段を登って覗いてみましたが、ただの藪でした。

abe150413-9

写真を撮ったりしてる間に休憩をしていた祭事関係者さんたちが登ってきました。

先に進むと井戸の手水舎があります。

abe150413-11

以前行ったときは閉まっていたのに、今日はお祭りだからなのか開いています!

ここで手水するのは勇気がいりますが…

abe150413-12

abe150413-13

鳥居が連なる参道の先が湯神社です!

ここまでは、有名なもみじ谷の辺りからだと徒歩で20分くらいで到着することができます。

思ったより歩くかもしれません。いい運動になりますよ。

abe150413-14

狙って行った訳ではないのですが、ちょうど神湯を運ぶ前の神事を見ることができました!

abe150413-15

観光協会や氏子青年会の代表が神前に上がりお祓いが始まりました。

abe150413-16

お祓いした神湯を桶に入れて、湯かけまつりの出発地点の「弥彦駅前」まで担いで下山するようです。

abe150413-17

今年は祭りの数日前から弥彦駅前に神湯を運ぶ「曳車」が展示されていました。

いよいよ湯かけ祭りが始まります!

abe150413-20

湯かけまつりの日は同時に「ヤホール」や「参宮通り」の方でもイベントが行われています。ステージイベントを見ている最中に湯かけまつりの隊列が弥彦駅前を出発してしまいました!

「ヤホール」前で休憩している所に追いつき、そこから見ることができました。

abe150413-21

公園前からどんどん進んで一の鳥居に続く神社前通りに来ました。

ここで『きやり』をやっていました
動画はこちらから

abe150413-22

氏子青年会の方々の先導によって進むんですが、速すぎても危険なのか後ろから引っ張る(後綱)人達の踏ん張り方がすごい!

abe150413-23

「一の鳥居」が近づいてきたところで神湯を勢いよくまいていました。

abe150413-24

一気に彌彦神社の境内に入っていきました。
鳥居の所では弥彦山太鼓が太鼓を叩いてお出迎えしています。

abe150413-25

 

境内の手水舎の辺りの広場で曳車から三つの樽へ分けられました。
そして、一樽毎にきやりをやり拝殿の方へ向かって行きました。

abe150413-26

 

三番目の樽が一番激しく動いていました

abe150413-27

 

拝殿前でも威勢良く回っていました。

abe150413-28

無事に三樽すべてが拝殿前に並べられて湯かけまつりの最後の神事が始まりました。

abe150413-29

神事がすべて滞りなく終わると神湯が希望者へ配布されます。
飲用はできませんが家を清めたりするのに使えるとのことで、ペットボトルなどに分けてもらっていました。

なかなか地元の人でも湯かけまつりを最後まで見たことがある人は少ないですが、弥彦の春の風物詩です。

機会があったら見るだけでなく参加もできるのでぜひ来年以降、体験にいらっしゃってください(*^_^*)

abejyunkoこの記事のライター 阿部 淳子(弥彦探検隊 隊長)

 

スポンサーリンク

※本記事の内容は取材・投稿時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報につきましては直接取材先へご確認ください。