スポンサーリンク
この記事のライター 唐澤頼充(ライター/リサーチャー)
地域には、私たちの思いもよらない伝統行事がたくさんあります。
そのひとつが、新潟県十日町市松之山湯本薬師堂で行なわれる動画の行事。前年に結婚した初婿を、薬師堂の高さ5メートル程ある境内から投げ落とす。さらには、顔に炭を塗りあうインパクト。
毎年1月15日に行なわれるこの行事。2014年は3組の夫妻が参加。一組は新潟市から志願して参加したとのこと。
「イチ、ニイ、サン!」の掛け声と共にブン投げられ
転げ落ち
なんとも衝撃的な伝統行事だ。
むこ投げすみ塗りの由来
今では、結婚の祝福と夫婦の絆をかたくなるよう願い行われているが、由来は、略奪結婚の名残とも、ムラの娘をとられた腹いせが形を変え残ったものとも言われている。(十日町市観光協会ホームページより引用)
十日町市観光協会によると、婿を投げるのは、腹いせとか・・・面白い!
すみ塗りは、「無病息災・家業繁栄を願う小正月行事」とのこと。すぐに洗い流せる温泉があるからこその伝統行事ですね。
むこ投げすみ塗り情報
- 日時:毎年1月15日 14:00頃~16:00頃
- 場所:松之山温泉街、薬師堂およびすみ塗り会場
- ※現在は投げられる婿の一般公募も行なっています
- ホームページ:http://www.matsunoyama.com/modules/info/index.php?content_id=8
ライター 唐澤頼充(ライター/リサーチャー)
スポンサーリンク
※本記事の内容は取材・投稿時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報につきましては直接取材先へご確認ください。