この記事のライター マルヤマトモコ(フリーライター)
実は日本一早起き野球が盛んな新潟市。
昨年の「新潟市早起き野球大会」参加団体数185団体というのも日本一ですが、1981年には944団体参加という最高記録を誇っています。
【知っ得!早起き野球(=草野球)とよくTVで観るプロ野球や甲子園との主な違い】
・ボールが硬式ではなく軟式
・1試合7回まで(もしくは時間で区切る)
そして、今年記念すべき50回大会を迎える新潟市早起き野球大会の出場・初勝利を目標に、女性オンリーチームが発足しました。
チーム名はその名も「Heroines(ヒロインズ)」!
と、言うわけでさっそく1回目の体験練習会@エコスタ屋内練習場へ。
集まった参加者22名のうち経験者・未経験者はほぼ半々で、ウォーミングアップ後は分かれての練習になりました。
最初に監督和泉さんの「目標は『新潟市勤労者早起き野球大会壮年の部』の出場・勝利ですが、勝ちにこだわって厳しくするのではなく、楽しく野球をしていきたい」という挨拶から練習が始まったのですが…
実は監督も未経験者という衝撃の事実。
しかし高校野球のマネージャーやアルビBC(ベースボールクラブ)のスタッフを経て、フリーランスで野球の場内アナウンス等をお仕事にされているなど大の野球好き。と、いうわけで毎回臨時コーチの方が指導するシステムで、今回は何と元アルビBCの青木選手が登場!!!
男女混合の草野球チーム・ヒーローズの皆さんのサポートもあり、未経験者チームはボールの握り方や、ゴロの取り方、フライのキャッチの仕方などからスタートです。
凄くわかり易いし、なによりも自然と笑顔がこぼれる程楽しい空気。ほとんど初対面同士なので最初は視線を交わす場面も少なかったのですが、2人一組でキャッチボールをしたり、止まっているボールを打つミニゲームをしたりするうちにどんどん和気あいあいとなり、いつの間にかハイタッチしたり、お互いのプレイに歓声を上げたり、とても第1回には思えない雰囲気の良さでした。途中まで「友達の付き添いで見学」のつもりだった人たちも、いつの間にか一緒にプレー(笑)。
そして経験者チームは…もはや音が違う!動きもグローブにおさまるビシッという音も、バットに当てる音もとにかくカッコイイ!!
正直な感想が「新潟にこんなに野球・ソフトやっている女子がいたんだ!」。この日既に野球のユニフォームで参加していた松本さんは、県内初の高校野球女子部員として巻総合高校でプレーしていた即戦力(http://koshien.mainichi.jp/koshien/news/20130711ddlk15050064000c.html)。
「野球はチャンスでヒットを打てた時や『ナイスプレー』って声をかけられるのが醍醐味ですね。ここぞという時に活躍できる選手になりたいです。盛り上がると調子もあがるし、ノリのいい人とぜひ一緒にやりたいです!」(松本さん)
参加者は10代からママさんたちまで幅広い顔ぶれです。
参加スタイルも様々で、一人参加、友達と、親子で、子どもが野球をやっていた影響…ここで偶然の再会という場面も。参加者の中でもまだ入団検討中という人もいますが、皆さん一様に野球の楽しさを体感されているようでした。
次の体験練習会は3月29日(日)。その後大体月2回程練習を重ね、5月中旬〜7月の大会への参加・勝利を目指します。大会にエントリーした際には未経験者も出場チャンスは充分あるそうなので、練習し甲斐◎!
「手探りでしたが、こんなにも興味を持ってくれた女性がいて凄く嬉しいですね。まだ野球に興味があっても知らない方もいると思うので、是非これをきっかけに来ていただけたらと思います。経験者の方も女性は特にライフステージの変化で野球から離れてしまうこともありますが、いろんな形で携わることができます。選手はもちろん、応援やお手伝いなど、ちょっとでも野球に触れてみようかな、一緒に練習してみようかなという方大募集中です!」(和泉監督)
興味を持たれた方は
「Heroines(ヒロインズ)」事務局
ウグイスパワー:info@uguisupower.comに、氏名・連絡先・住所を明記の上、お問い合わせを。
50回の記念大会となる「新潟市早起き野球大会」。
紅一点チームのヒロインズは、まずは出場なるか!?動向に注目です!
【関連サイト】
Heroines(ヒロインズ)公式ブログ↓
http://ameblo.jp/heroines30/
新潟野球ドットコム↓
http://www.niigatayakyu.com/archives/7394
この記事のライター マルヤマトモコ(フリーライター)
※本記事の内容は取材・投稿時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報につきましては直接取材先へご確認ください。