この記事のライター 佐藤 裕子(着物みんぞく女子)
11月15日は「着物の日」。この日、新潟駅には、着物姿の団体が、あふれていました。
そう。貸し切りお座敷列車・ジョイフルトレイン「NO・DO・KA(のどか)」を貸切り、彌彦山参拝ツアーをする「きもの de NODOKA」がというイベントが開催されたのです。代表のパセリさんが、こころよく写真撮影に、応じてくださいました。(左の方)
専用列車の、表示に、カメラ殺到♪
改札では、「なにが、あんだね。」とか、「ばっか、いいねっか。」など、言われ。
みなさん、ノリノリで、ホームに向かいます。
一番線の先に、専用の9番ホームが、あります。今か、今かと、首を長くしていますね。
カメラ慣れしていない方も、思わずカメラ小僧に、なってしまいます。イベントMagicですね。
NO.DO.KA.のロゴは、2番車両にしか、ありません。
イベントはお座敷列車で、割烹の仕出しお弁当つき。2号車には、バーテンダーさんが、リクエストに、応えてくれます。さらには、篠笛のライブ付き♪
一杯飲んで、ゆらりゆられて、一宮にお参りできるなんて、ばっかいい塩梅です。
もちろん、展望座席も、OK♪
燕三条を過ぎたあたりは、むかし「参宮線」と呼ばれ、彌彦山が真正面に望める撮影のベストスポットです。
のどか号は臨時列車のため、いくつかの駅で、在来線との待ち合わせがありました。
こちらは、最後の切り替え。彌彦線に入る際の、待ち合わせです。(吉田駅)
ここから、ノンストップで、彌彦駅を目指します。
大きな朱い鳥居は、上越新幹線開業を記念して、建てられた「彌彦の大鳥居」です。木造では、日本一の大きさを、誇っています。
彌彦神社は、ちょうど「菊まつり」のシーズンです。今年、世界遺産認定の「富士山」を、菊を使って、飾ってあります。
こちらの「菊まつり」。菊人形ではなく、丹精を込めた菊の枝ぶり・花を競うものです。高貴な姿が、ここかしこにありました。
ここでイベント参加者は、それぞれに「利き酒イベント」、「神社参拝」、「ガイドによる散策」など、おのおの好みのコースに分かれました。
私は参拝後、無謀にもロープウェイで山頂まで♪(無料シャトルバスがあったので、大助かり。)
山頂までの所要時間は、ロープウェイで約5分。(15分間隔で、運航しています。)
さんろく駅が、だんだんと遠ざかります。
濃い緑の林の中に、ポカっと開けたところが、彌彦神社です。その左肩のサークル状が、やひこ競輪場。
龍田が織りなす錦絵が、霞みながら、良い風情をかもしだしております。
山頂は、強風のために、回転展望台は、安全のために、停止していました。
眼窩を見下ろす、日本海を2枚。天気に恵まれれば、佐渡のパノラマを望めます。
この日の朝の降水確率はなんと80%!雨がふらないのが、奇跡に近いです。相当な確率で、晴れ女・晴れ男がいたようです。^^
帰りは、山頂を眺めながら。行きには、気づかなかった景色が、ありました。
弥彦公園の紅葉の名所「もみじ谷」はこの時期ライトアップをしてるそうです。お時間のある方は、是非、足を運んでみてください。
最後は、2010年に東京・池袋サンシャインシティで開かれたニッポン全国物産展の日本全国ご当地おやつランキングで見事に全国一になった、弥彦の「パンダ焼き」。枝豆(やひこむすめ)を使った、ずんだ餡と、小豆餡の2種類です。
ずんだ餡は、豆餅みたいな味でした。お一人様、最高で七つまで。吟味して買ってください。
3両貸切ほぼ満席の87名が参加した「きもの de NODOKA」。今年初のイベントは、成功だったと思います。後で、話をしたら「そんなツアーあったの。行きたかった」という声をたくさん聞きました。
来年から、定着しそうですね。
着物がある方には、イベント価格の割安着付けがあります。無い方も、レンタル着物があります。新しい着物の楽しみ方をみんなで見つけましょう!
11/15 着物の日=(社)全日本きもの振興会 制定。
5/29 呉服の日=全国呉服小売組合総連合会 制定。
2/10 太物の日= 民間の有志で、制定。
この記事のライター 佐藤 裕子(着物みんぞく女子)
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