潟との戦いと暮らしを感じる。「水の潟ログ」メイン会場に行ってきた

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この記事のライター 唐澤 頼充(ライター/リサーチャー)

新潟市には「潟(かた)」と呼ばれる水辺がたくさんあります。潟は潮が引くことにより、陸に残された池というよりも大きな水たまりのような地形です。

その、潟に注目したイベントがこの4月から始まっています。それが「水の潟ログ」です。

新潟市 水の潟ログ

画像引用:公式ホームページよりキャプチャー

水の潟ログは新潟デスティネーションキャンペーンの一貫で開催されています。メイン会場は新潟市の天寿園。4月末にそのメイン会場に行ってきました。

IMGP9425実は「潟舟体験」という、舟に乗る体験をしたくて行ったのですが、5月17日からのスタートだったとのことで残念ながら乗れず。

IMGP9424とりあえずこの日は、メイン会場の展示を回ることに。天寿園は、「中国庭園」と「日本庭園」とが調和している施設です。その中の瞑想館には昔の潟の様子などが展示されています。

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「潟」の字を型どったテーブル。

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昔の新潟は「潟」だらけ。

IMGP9428腰まで「潟」に浸かりながら稲作を営んでいました。今の農業から考えるとすごい光景。

IMGP9430キレイな潟の様子を映した写真も。

それ以外にも色んな展示がありました。潟の歴史を学ぶ勉強になりますよ。

IMGP9443そして、メイン会場ではキャンペーン期間中に潟文化から抽出した「食」を楽しめる「潟カフェ」が開設されています。

IMGP9445和食、スイーツとこの期間しか食べられないオリジナル商品が用意されています。閉店間際に行ったので、アイスクリームだけ注文。

IMGP9448アイスクリームを作るのはこの特殊な機械。このためだけに東京のモンサンクレールからレンタルしたというこのマシンで作ります。

IMGP9451お盆の部分はなんとマイナス30℃。アイスクリームの素(?)を流しこむだけで・・・

IMGP9454あっという間に固まっていきます。

IMGP9446こちら日本の潟アイスクリーム。抹茶・よもぎ白玉・小豆入り。

IMGP9456こちら、苺一笑(いちごいちえ)アイスクリーム。フレッシュ越後姫・求肥・大納言入り。この日は閉店間際だったので、ちょっと具材が変わっています。

作っているところを見せてもらっていたせいか、とても美味しく感じました。特にミルクの味がまろやかで印象的でした。この期間しか食べられないそうですので、ぜひ足を運んでみてください。

この水の潟ログは6月15日まで開催。先ほど書いた潟舟体験のほか、バスツアーやワークショップ、さまざまなイベント等が開催されます。新潟という名前にも入っている「潟」。普段はあまり意識しなくなっていますが、かつては生活に密着していた潟にこの機会に目を向けてみてはいかがでしょうか?

イベント情報

水の潟ログ

  • 期間:2014年4月19日(土)~6月15日(日)
  • メイン会場:新潟市天寿園(新潟県新潟市中央区清五郎633番地8)
  • 4潟会場:鳥屋野潟(中央区)、福島潟(北区)、佐潟(西区)、上堰潟(西蒲区)
  • パフォーマンス会場:新潟県立鳥屋野潟公園鐘木地区内(水辺の見晴らし台にて)
  • ワークショップ会場:新潟市食育・花育センター(新潟市中央区清五郎401番地)、新潟市こども創造センター(新潟市中央区清五郎375番地2)

 


唐澤頼充ライター 唐澤 頼充(ライター/リサーチャー)

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※本記事の内容は取材・投稿時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報につきましては直接取材先へご確認ください。