この記事のライター 唐澤 頼充(ライター/リサーチャー)
新潟の繁華街、古町通で毎年春と秋に開催されている一大イベント「古町どんどん」。たくさんの屋台やステージイベントで古町が賑わうお祭りイベントが5月10・11日に開催されました。天気に恵まれた週末、10日(土)に遊びに行ってきました。
お昼の12:00少し前に到着。古町どんどんは、古町5番町から9番町まで5つの商店街が一緒になって開催するお祭り。約1km続く商店街全てがお祭騒ぎとなっていました。
古町9では、フリーマーケットが開催。それ以外ではそれぞれステージが開設されイベントや沢山の屋台が出ていました。
到着したのがお昼時ということで、屋台が大盛り上がり。
五泉市の人気からあげ店「とりかん」さんなどの、お店の屋台や
いろいろな移動販売のお店も来ていました。
お客さんの中にはチラホラと浴衣を着ている人の姿も。専門学校の生徒さんですかね?浴衣姿がお祭りの雰囲気を盛り上げていました。
古町でしか食べられない「古町スイーツ販売会」も。
ところで、「今日は陽射しが気持ちいいなぁ」と思いながら歩いていたのですが、ふと見上げるとなんとアーケードの屋根が開いている!まさかこれ開くものだと思っていなかったので驚きました。商店街に陽射しが差し込んで、すがすがしいですね。
各モールではそれぞれにステージイベントが同時進行。
子供向けの音楽ステージや
3オクターブの歌声を持つ「Yucca」さん。多くの観客が拍手を送っています。
その中でも会場と一緒に賑わっていたのは古町生まれのあのアイドルユニット
パワフルな歌とダンスに、会場からのコール!ファンに愛されているなぁとしみじみ思いました。ところで、このRYUTistを見ていて気になったのか、彼女たちの靴。可愛らしい靴を履いているのかと思いきや、機能性重視の運動靴のようなもの。しかもかなり使い込まれている。アイドルってふわふわしているようで、ダンスはかなり激しく、日頃の地道な鍛錬が必要なのですが、なんかそんな苦労が靴から感じられました。がんばれ!RYUTist!
ステージ以外にも興味深いブースもいくつかありました。
昔この辺りにあった「お堀」を再生しようと取り組むNPOのパネル展。昔の古町の様子が写真で張り出してありました。お堀は風情がありますよね。
旧大和のデパ地下では「のみの市」という名前の、アンティークものを取り扱うフリマをやっていました。すごくレトロな雰囲気。
あと、古町のイベントではよく見かける気がする「にいがた組み木の会」さん。
面白かったのが、「養蜂」をしている団体が2ブースくらいあったこと。ひとつは実際にミツバチを置いており、子どもたちが興味津々で覗いていました。
落書きコーナーもあったりと、本当にいろいろなブースが目白押しで、多世代が楽しんでしました。
個人的に今回いい出会いになったのが、阿賀からやってきたというこのブース。
「阿賀の木毛玉(こけだま)」。苔を丸めた玉の上にいろいろな植物が植えられているインテリア植物。その可愛らしい見た目と、管理のしやすさで東京や大阪のロフトでも販売しているほど今大人気なのだとか。新潟県内ではこうやってイベントに出て手売りするのがほとんどだそう。
あまりにも可愛かったので、我が家にも迎え入れることにしました。ケヤキちゃん。かわいい。ほんとかわいい。
こういった思わぬ出会いがあるのが、商店街のイベントの魅力ですね。
もちろん食も堪能しました。
五泉市の人気店「とりかん」さんの、唐揚げ。おなじみのカレー味。
古町スイーツから丸屋本店さんのつくった「にんじんシュー」。これは地元の小学生にアイデアをもらって作ったそう。すごく美味しかったので売り子さんに、「丸屋本店さんで買えますか?」と聞いたところレギュラーメニューじゃないそう。うーん残念。
本当はもう少しいろんなお店のものを食べたかったのですが、一人で行ったのでお腹いっぱいギブアップ。次回は大人数で行きたいです。
古町5番町から9番町まで5つの商店街が一緒になって開催する古町どんどん。大人から子供までいろいろ楽しめるイベントです。次回は秋開催になります。どんなテーマで開催されるのか?どんなステージイベントがあるのか?そしてどんな屋台が出るのか?楽しみですね。
イベント情報
古町どんどん
- 主催/古町どんどん実行委員会(古町5・6・7・8・9番町、新潟三越、西堀ローサ、新潟日報社)
- お問合せ/2014古町どんどん実行委員会事務局
- サイト:http://www.niigata-furumachi.jp/event/dondon/
ライター 唐澤 頼充(ライター/リサーチャー)
※本記事の内容は取材・投稿時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報につきましては直接取材先へご確認ください。