この記事のライター 唐澤 頼充(ライター/リサーチャー)
新潟でも少しづつ増えてきたシェアハウス。その中でも情報公開をしている新潟のシェアハウスのひとつに「ギークハウス新潟」通称「ギー潟」があります。
新潟市東区栗山にあるこのシェアハウスは「ギーク」つまり「IT系などの技術オタク」達が住んでいます。
ギー潟では、毎年ゴールデンウィークに「無限カレー」なるカレーパーティーのようなイベントを開催しています。3年目となる今年もこの「無限カレー」が開催されたので遊びに行ってきました。
そもそも「無限カレー」とは
無限カレーとは渋谷にあるシェアハウス、渋ハウス発の循環型カレーシステムで、カレーを大量に作る→みんなで食べる→寄付を募る→そこから材料を買う→カレーを作る(繰り返し みたいなイベント。毎日ネットしかしてない人が作るカレーですから、大したものではないんですが、「カレーを作ると人が集まって、みんなで食べるとなんだか楽しい」というコンセプトでやっております。(ギー潟ウェブサイトより引用)
ということで、カレーを食べてきました。今年、提供されたのは、シンプルなチキンカレーと日替わりでバターチキンカレーorグリーンカレーの3種類。写真はシンプルなチキンカレーです。
で、このイベントの何がすごいかというと、一昨年に参加した時にはこの無限カレーで振舞われるカレーを食べるためだけに、遠くはなんと神戸から遊びに来た人がいた!ということ。驚きの集客力を持つイベントなのです。
今年も私が参加した日には、東京から来られた方々がいました。そして、なんとカレーを食べに来ただけで特に観光もせずその日のうちに東京に帰りました!本当に無限カレーのためだけに新潟まで来たのです。
「なぜ?」と疑問に思う方も多いと思いますが、そもそも「ギークハウス」という名前を付けたシェアハウスは全国にあるのです。
- ギークハウスプロジェクト:http://geekhouse.tumblr.com/
既に、全国に十数ヶ所あるので、インターネット好きの人たちのコミュニティがあるのですね。それで、他県のギークハウスでイベントやるときなどにふらっと遊びにくるそうなのです。
ちなみに、ギークハウスはフランチャイズではなくそれぞれ独立した運営者がやっています。発案者のphaさんに許可を貰えば誰でもギークハウスの名前でシェアハウス運営をすることができるのです。
ギー潟には、庭にちょっとした家庭菜園がありました。
庭ではBBQがされていました。天気がよく気持ちいい。
例年ではカレーばかり振る舞われていた気がしますが、今年はいろんな食べ物があって楽しかったです。私がいた1時間半くらいの間に、居間と庭合わせて十数名の初めて合う人達がまったりとしていました。ギー潟はオープンなシェアハウスで、色んな人が出入りしているとても不思議な家です。
今回の無限カレーのようなイベントも時たまやっているので、気になる方は遊びに行ってみると面白いですよ。特に居間で皆がパソコンをいじっている光景は圧巻です(笑)
新潟にもギークハウスのようにオープンなシェアハウスが増えてくると楽しそうですね。
ライター 唐澤 頼充(ライター/リサーチャー)
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