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この記事のライター 伊藤薫(国際イメージコンサルタント)
本日、新潟県内の笹団子店で発売開始となったロシアン笹団子。
結束された五個入りのうち一つは、あんこではなく大量のかんずりが入っているというもの。
噂を聞きつけた県内の大学へ通う学生ら4人組が、さっそくこのロシアン笹団子に挑戦するというので取材に駆けつけた。
五個入りなので急遽、わたくし伊藤も参戦。
笹を剥いたところで匂いを嗅いでみたが、ヨモギの匂いに消されどれがかんずりかはわからない。
5人一緒に食べてみた。
想像以上に辛かった様子だ。
「一口食べてみて、すぐかんずりだとは気付きましたが、かんずり自体好きなので余裕の辛さだと思いました。けれど、噛むほどに辛さが増し耐え切れませんでした」
と、涙ながらに食べた感想を教えてくれた。
新潟大学に通う長岡亮輔さん(21)は、「ドキドキ感が堪らなかった。自分のは甘くておいしい笹団子で安心したが、阿部さんの表情を見ていたらどんだけ辛いのか少し体験してみたくなった。今夜は学生寮の仲間ともう一度食べます」と、3セット購入していた。
かんずり入りの笹団子を切ってみると、これでもか、というほどたっぷりのかんずりが溢れ出してくる。
このような大量のかんずりは私も食べたことがない。
日本笹団子協会の会長、笹川團伍郎氏(81)は「近年、新潟名物笹団子のイメージは薄れてきており、特に新潟県出身の若者の間では笹団子離れが急激に進んでいる。このロシアン笹団子は新潟大学の学生と共同開発したもの。若者向け笹団子として積極的に販売したい」と語り、ロシアン笹団子に今後の県産笹団子の命運をかけた。
ライター 伊藤薫(国際イメージコンサルタント)
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※本記事の内容は取材・投稿時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報につきましては直接取材先へご確認ください。