この記事のライター みほてぃ（大学生）
機織りと言えば鶴の恩返しだと思う方、思わない方、こんにちは。galleyJuusyaみほてぃです。“佑太織展”後編です。
まずは、“佑太織展”の復習です
- 織物作家・佑太さん（HP http://lifeandstyle.thebase.in/（販売有り））の展示です。
- 場所 hickory03travelers（ヒッコリースリートラベラーズ）さん http://www.h03tr.com/ （hickory03travelersさんについては、「テン展」のレポを参照してください。「テン展」のレポはこちら）
- 会期 7月１日（火）から１３日（日）
- 展示されているかわいい色合いの反物や商品は、ダウン症の織物作家・佑太さんの絶妙なセンスから生まれています。
- この色合いは写真では再現できないので実際見て頂きたいです。
- 超長綿（木綿の一番高級なもの）を使っており、やわらかいです。
- poupons（プポン）さんhttp://www.poupons.net/ という三条市にあるベビーからママまでのセレクトショップとコラボレーションしたモノもあります。
前回のレポ：「galleryJuusya「いろいろぱたぱた“佑太織展”」前編」
さてこの前は展示風景や織物の紹介をしましたが、今回は佑太織の反物からできた商品を紹介していきたいと思います。触って何か感じられることがあると思いますので、ぜひお手にとってみてください！
まずギャラリーに入るとベビー服、キッズベストのコーナーがあります。これはpouponsさんとコラボレーションしたモノです。前回のレポートでも紹介しましたが、とてもやわらかいです。それに木綿100%ですので、汚してもジャブジャブ洗えるそう。
次に隣の棚にはクラッチバッグ。織物がクラッチバッグになるんだ！とびっくり。これもpouponsさんとのコラボレーションです。
さてその隣には、クッション!?･･･ではなく、椅子の座面です。やわらかくてしっかりしています。このX字状の鉄と組み合わせて椅子にするのです。S、M、Lと3つのサイズがあり、この椅子の土台はSSfactoryさん http://ssfactory2011.web.fc2.com/company.html という工房でつくられています。シンプルだけれど、しっかりしています。
“佑太織展”をプロデュースしていらっしゃる若山さんにLサイズの椅子に座ってもらいました。
こんな感じ。（ちなみに若山さんは結構背が高い方です。）
実際ギャラリーで座れますので、ぜひ試してみてくださいね。ちなみにSサイズは子ども用なのですが、テレビをみるときとかソファに座ったときの足置きとか、いろいろ使えるみたいです。
さて、真ん中の棚にはヘアゴムや、ピン、バッチ、マグネットなどの小物があります。
このようにあの長い反物から、椅子からアクセサリーまで幅広くつくられているのですね。すごい！
さてさて、この前の宿題ですが･･･覚えていますか?“なぜ良いモノは生活を豊かにするのでしょう？”でしたね。
わたしの考えは･･･
単純に“楽しくなる！”からだと思っています。
（説明し忘れていましたが、ここで言う“良いモノ”は必ずしも“高級品”という訳ではありません。）
わたしたちはモノに囲まれて生活しています。（家も、家具も、スマホだってモノ！）だからその“モノ”が“良いモノ”であれば、日常が“楽しい！”に必ず変わるはずだと思っています。自分を囲でいるモノ＝環境が“良い”に変わるのですから！
例えば、“佑太織展”にも出てくる椅子。お気に入りを選んで買えば、“自分っておしゃれかも！”と嬉しくなったり、家に誰かを招きたくなったり、なんだかわくわくします。他の例えで言えば、服やカバンなどでしょうか。わたしも今のリュックは背負うだけでわくわくします。
それからもう一つ、“良いモノ”を買うことは自分の生活を楽しくするだけでなく、作り手への応援にもなります。私含め買う人が、“気に入った！ちょっと高いかもしれないけど買おう！”となれば、作家さんも嬉しくなるだろうし、次の“良いモノ”をつくることができるだろうと思います。
（ちなみにこれは私が買ったヘアピンです。）
会期もそろそろ終わりに近づいています。全て一点ものですので、ぜひ早めに足を運んで頂いて、皆さまにいろいろな“佑太織からできた良いモノ”との出会いがあればと思っております。
さてこの前も佑太さんが機織をする実演の告知をしましたが、今回もさせていただきますね。
- ７月１３日（日）の１４時から
です。
ぜひ見に行ってみてくださいね！
ライター みほてぃ（大学生）
※本記事の内容は取材・投稿時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報につきましては直接取材先へご確認ください。
