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愛好家の情熱と春を告げる小さな花。雪割草新潟大会

愛好家の情熱と春を告げる小さな花。雪割草新潟大会

この記事のライター あらきやすし(会社員)

県が指定する「新潟県の花」はチューリップ。他にも「新潟県の木」がユキツバキ、「新潟県の鳥」はトキです。

そして「新潟県の草花」というのもあります。『雪割草』です。

実は新潟県はこの雪割草の自生地として有名で、園芸関係者や雪割草の愛好家から注目されているそうです。と言っても、私は雪割草どころか園芸にも全く疎くて、小学生の頃に学校から持ち帰った朝顔をロクに世話せず枯らしたくらいな者です。

そんな私が、何故か毎年のように「雪割草新潟大会」という展示会に行きます。と言うのも、佐渡に住んでいる友人がこの「雪割草新潟大会」に行きたいという事で、会場まで車を出しているのです。ついでに新潟観光案内なんかもしています。

そんな訳で、今年も「雪割草新潟大会」へ行ってきました。

雪割草新潟大会

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この「雪割草新潟大会」は毎年3月に、三条市のメッセピアで開催されます。雪割草の展示会としては、なんと東京・上野で開催される「雪割草全国大会」に次ぐ規模!全国から愛好家が集まるんだとか。

まぁ、雪割草の展示会、という事で園芸好きな主婦層と、あとは業界の関係者が来ているくらいかな、と最初の頃は思っていたのですが、会場はなにやら熱気が溢れてる・・・。

来場者の大半は中高年かそれ以上の男性。展示されている鉢植えの雪割草を、熱心に写真に撮ったり真剣に見入ってあーだこーだと同伴者と議論したり。なんだかよく分からないけど、とにかく熱い。

雪割草と一口に言っても、その色や形は様々。展示されている鉢植えを見ても、本当に色々な花があります。珍しい形や色の品種を入手したり、それらを交配させてさらに珍しい花を咲かせたりと、実は雪割草の栽培はかなり「マニアック」な世界なのです。

カメラいじりやガンプラに夢中になるのと同じ感覚で、雪割草も男性のマニア心をくすぐっているんですね。

高いものだとウン万円・・・!

03-yukiwarisou メッセピアを後にして近隣の園芸店さんに寄り道したのですが、こちらも雪割草の展示会を開催中。メッセピアから流れてくる人も多いとか。

販売されている雪割草の値札を見ると、ちょっとびっくり。安いものは1000円くらいからが、高いとウン万円単位のものまで・・・平然と並んでいます。中には十万円以上のものもあります。

「こんな小さな花でこんなに高いの?こっちの花の方が大きくて綺麗じゃん!」

と、内心思ってしまいますが、ここはもう素人には分からない世界です。

実はこの「雪割草新潟大会」に合せて、県内の多くの園芸店や雪割草の愛好家団体が展示会や即売会を開催しています。中越地区では越後丘陵公園や雪国植物園などが連携して「越後雪割草街道」を展開していますし、県内でも希少種が多く産出する佐渡でも3月中は各地で雪割草展が開催されています。

これだけ熱く、なおかつ全国から愛好家が集まるほど注目されている新潟県の雪割草。しかし、その盛り上がりは愛好家に限定されているような気がします。

なんか勿体ない、もっと盛り上げれば面白いのに!と思うのでありました。

※野山で自生している雪割草を持ち去る「盗掘」が深刻な問題になっています。重大な環境破壊でもあり、野生下の雪割草が絶滅する恐れさえあります。絶対に盗掘はしないで下さい。


あらきやすしライター あらきやすし(会社員)

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