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従来の常識から抜け出し、新たな商圏拡大を狙う/株式会社西山カートン【Change Leader vol.6】

従来の常識から抜け出し、新たな商圏拡大を狙う/株式会社西山カートン【Change Leader vol.6】
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※この記事は新潟県中小企業団体中央会・ものづくり支援センターさまとのタイアップ記事です。
新潟県では数多くの魅力的な企業が活躍しています。このコーナーでは「前向きに自らを変化」させることで、新たな価値を生み出す「ChangeLeader(チェンジ・リーダー)」をピックアップ。
第6回は多品種小ロット生産で顧客の要望に合わせた段ボールを製造する、株式会社西山カートン。 細かなカットも可能なデジタルカッターを導入し、複雑な形状の段ボールも製造可能となりました。

世間の動きと顧客のニーズに合わせた生産を

生活に欠かせない包装材として、市場が拡大している段ボール業界。近年、インターネット通販が普及したことにより、小ロット且つ多様な商品に合わせた、複雑形状の段ボールのニーズが高まってきました。しかし、通常段ボール箱の製造は「抜き型」をつくり、同形状の箱を量産するのが一般的。小ロットでは抜き型代が割高となったり、職人が手で加工するなどしており、生産性が低いのが悩みでした。

そこで、ものづくり補助金(※)を 活用し、パソコンで図面を描けば自動で段ボールを加工できるデジタル カッターを導入。抜き型を作らずとも、複雑形状の加工が1点から短納期で納品できるようになりました。
※ものづくり補助金… 経済産業省・中小企業庁が、生産力向上に資する設備投資等を支援する事業の通称
 
実は段ボール箱を製造する事業者は、小規模な事業所が多いのが特徴。というのも、かさばる段ボール箱は流通コストが高いため消費地に近い立地が有利となるからです。一方、小ロットなら流通コストを抑えられ、商圏を広げられると考えました。実際、以前から自社で展開していた段ボールで作った神輿「おみこし」は県外からの発注がほとんど。そこで、これまで業者が扱わなかった小ロットでのニーズに応え、全国の市場を開拓すべく、専門家と共に新たな販売戦略を練り始めました。

Change1:多品種小ロット生産で、顧客の要望をくみ取ることが可能に

ものづくり補助金を活用し、自在に段ボールを切り 取れるデジタルカッターと専用プログラムを導入。サ ンプル作成から納品準備まで作業時間を130時間も短縮することができました。コストダウンにも成功したことで、顧客の要望に合わせた小ロットでの複雑形状 の製造も可能となりました。

Change2:自社の強みを明確にし、新たな商圏に訴求したい

フォローアップ事業の専門家よりマーケティング 視点での助言を受けました。「特徴的な製品の梱包・1点からサンプル提供が可能」といった自社の 強みを認識。また以前はターゲットの落とし込みが 不十分でしたが、改めて明確にすることで効果的な 営業戦略を練り直せるようになりました。複雑形状 の梱包段ボールはもとより県外からの発注も多い 「おみこし」を含め、今後は商圏拡大を狙います。

Change3:他県の同業者を視察し、技術と考え方を取り入れる

全日本紙器段ボール箱工業組合連合会で知り合った他県の企業の視察を実施。設備や経営方針、考え方と驚きの連続でした。過去には中央会の支援を受け、印刷業の組合とコラボ。大学教授の講演会を企画したこともありました。視察にも印刷業やパッケージ業界の人に声を掛け、近い業界も含めて盛り上げていく活動も行っています。

梱包資材・梱包方法を工夫することで 商品自体の価値を高める

箱には商品自体に付加価値をもたらす力があります。梱包資材に写真を印刷するなど梱包に工夫をすることで、箱を通して商品自体の 価値を向上させることもできます。また芸術系の学生から「卒業制 作に使いたい」と1点ものの相談を受けることもあります。1点から受注している業者は全国でも稀です。大量生産を行う企業とは異な る立場だからこそ顧客に寄り添い、最適な梱包資材・梱包方法を提 案し続けていきたいです。

代表取締役 西山 徳芳さん

商品ピックアップ!複雑形状の 段ボール箱製造

特徴的な形状の商品でも形に合わせた段ボール製造が可能。傷つけないよう果物を一つずつ入れる梱包資材やオー クションで出品する製品の段ボール箱など多様なニーズに対応しています。

会社概要

株式会社 西山カートン
1946(昭和21)年、西山木工所を創 業。1966(昭和41)年には段ボール製 造販売業として株式会社西山カート ンを設立。以来、県央地域を中心に 段ボール箱の製造、関連包装資材の 販売を続けてきた。2014(平成26)年には、段ボール神輿を製造販売 する別事業の「みこし」を設立し、 梱包用の段ボール製造と「おみこし」の製造と並行して進めている。

住所:新潟県三条市西潟24-34
TEL:0256-38-5980
HP:http://www.nishiyama-ct.jp/


※この記事は新潟県中小企業団体中央会・ものづくり支援センターさまとのタイアップ記事です。


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